字が色に見える『共感覚』の美しく騒がしい世界。共感覚って何?どんな感じなの?共感覚持ち主が語る

こんにちは。ぷにんたです。

数字を見た時に色が付くのが大人になってから気になり始めました。

こんな言葉を知っていますでしょうか?

共感覚

人間には様々な感覚がありますが、その中でもちょっと変わった感覚です。私はこれで悩まされることがあるのですが、もしかしたら貴方もですか…?

今回はこの『共感覚』という感覚についてお話しようと思います。

共感覚とは

共感覚(シネスシージア)とは1つの感覚を刺激した時に、関係のない他の感覚も引き起こされることです。

例えば聞こえるものに手触りを感じたり、色に味を感じたりと人によって共感覚は様々です。

視覚に聴覚が連動するように2つの感覚が同時に起こるのです。

共感覚は150種類程見つかっていると言われていますが、きっともっと種類はある気がする…。

共感覚の持ち主は数万人に1人だったり数百人に1人だったりまだ正確な確率はわからないようです。

共感覚の感じ方

数字または漢字、ひらがな、アルファベット、曜日、時間、音に色に見えたり、逆に色が音に感じたりと人によって様々です。

他に音や色に味または匂い、手触り、形を感じたりすることなどもあります。

人が触られているのを見て自分が触られているように感じる共感覚を持っている人もいます。不思議ですね。

共感覚ってどんな感じ?

私の場合は数字が色に見えます。大人になるにつれて感覚はだいぶ弱まりましたが、小学生の時なんかは色で数列を覚えるので何十桁とそのまま丸暗記できました。ただ、数字の場合は記憶が消えないので応用が効かなくてあまり勉強に役立ってません….。私ピンクが好きだったのですが2がピンク色なので、ずっと2が好きです。

例えば何十羽飛んでいる鳥の数を数える時、鳥が少し黄色く見えていたのですが敢えて数えなくてもすぐ数字が浮かび数を数えることができました。

生活に役立ったのは平仮名や漢字を見ると記号のようななんとも表現し難いイメージが浮かんだことです。例えば聖徳太子という言葉にいつも同じ形のイメージが飛んでくるので教科書ごと丸暗記できてテストは楽でした。ただ覚えれたという感覚で勉強を怠ってしまうのでやっぱり応用が効かない…。

暗記する時も形のイメージを頭の中にアウトプットするとすぐ覚えられました。

逆に困るのは音です。音を聞くと色や形がふんわりと浮かんだりパチンっと弾けたり降ってきたり、感覚が敏感な時は忙しく疲れます。音を聴いて綺麗な時と汚い時とあります。いい曲でもイメージがごちゃごちゃで綺麗に感じない時もあります。

あと味。私は茶色の食べ物は美味しいというイメージと白いものは不味いというイメージがあります。これは共感覚なのでしょうか…

結構ごちゃまぜです…

共感覚は自分では気付かない

共感覚というのは生まれつき持ったもので意識して感じるものではなく、完全に無意識の状態で起こる感覚なので私は大人になるまで一切自分が共感覚とは気付きませんでした。

共感覚にある世界が自分の中で普通で、たぶん色味豊かな世界を見ているのだと思いますが、『共感覚』という言葉を知ってから自分が共感覚を持っているんだと気付きました。

人によっては幼少期に他の人と違うと感じることで共感覚に気付くことができますが、大人になるまで気付けない人もいます。

まとめ

共感覚を持っていることが珍しいのか皆が持っているものなのかわかりませんが、結構頭の中はイメージがたくさんで忙しいです。頭のバグなのかな?と心配していましまが、病気でもなくただの感覚。

ただ大人になり歳を重ねれば重ねるほど感覚は鈍くなってきます。今感じるこの感覚を楽しめるといいですね!

それでは次回!

 

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