こんにちは。ニートを導きし者ぷにんたです。
ただの私の勝手な偏見なのですが、社会人的に印象が悪いと思いピアスを今まで1度も開けたことがありませんでした。
しかしもう仕事辞めることにした私にとって、ピアスを開けることを決意するには充分でした。そう、今なら痛くない気がします。
まずピアスを開けるには用意しなければならないものがありますよね。
それは、ピアッサーです。
私はとんでもないものに手を付けてしまっていたなんてその時は思ってもみなかった….。そう、恐ろしい出来事が待ち受けていたなんて……
ピアッサーを探しに行く
向かった先は雑貨屋。丁度可愛いピアッサーを見つけました。両耳に1つずつ開けたいので迷わずピアッサーを2つ買いました。
名前はピナック2です。
このピアッサーは1/100秒という人間にとってはほんの一瞬で開けてくれる素晴らしいツール。しかも0.9mmという細さのピアッサーで、耳たぶが厚い人でも綺麗に開けられるよう長めに設計されたファーストピアスです。
ピアッサーは人生で一度も目にとめて見たことがなかったので、「こんなものがあるのかぁ」なんて新しい生物を見つけたかのようにまじまじと見ていました。
そして店員さんを呼び厳重に保管されているピアッサーを指さし「これが欲しいのですが。」と頼み購入することにしました。
早速家に持ち帰り、開けようか悩むも耳のどこに穴をあけて良いのか、ピアッサーはどういう角度で使うのかなど考えていたら怖くなってきてしまいました。1/100秒の威力がおぞましく感じます。なんなんだ、この数字。
私は数日ピアスを開けるかどうか考えることにしたのです。
ピアスを開けよう
ある日突然仙人のように恐れを感じない日が来ました。
「ピアスを開けるなら今日だ。」
そう確信したのです。私は1/100秒に賭けることにしたのです。太さは0.9mm。大丈夫だ。早速開けてみよう。ピアッサーは密閉されていてしっかり抗菌されているようです。品質には異常なしだ。
私が行動するまでに迷いはありませんでした。迷っていられる程の心の強さがなかったのです。
位置は細かく指定してアイライナーでちょんっと耳に丸印を付けてから素人に頼んで開けてもらうことにしました。
ふっ。開ける前の恐怖ったら半端ないんですね….。先ほどまではあんなにびくともしなかったこの心が今、震えている。
相手は素人。カウントダウンなしに、たわいない話をしている間に開けてもらうことにしました。私は心の拠り所をどこかに探していました。
私「やばい、こ、怖い…あ、さ、魚って美味しいよね、あぁお寿司食べたい特に鯛がすk…(パチンッ)」
いっだぁぁぁぁぁあああいいい!!!
ひぐっ、ひぃ…ぃ…..こんなにピアスって痛いのか(震え声)」
ピアス担当は「そだねー」と相槌を打つだけで全然会話してくれません。そして次は右耳にピアッサーが…
や、やめてくれ…もうこんな戦いおしまいにしたいんだ…
しかしこのままもう片耳用のピアッサーを無駄殺しにするわけにはいかない。くっ…!!悔しいけれど私はもうこの痛たみにまた耐えなければいけません。もう痛くない。そうだ、1度この痛みに耐えたんだ。
そう自分に言い聞かせながら、話題を探してみる。私「あ、そうそうこのm….(パチンッ)
ひぇぎゅツwぃmkけぐ%ぉ゙あッッ….!!」
…………
終わった。あぁ、もう戦いは終わったんだ。
…….?!?!
鏡に映る自分の姿はまさに美しかった。
耳には今まで見たこともない景色が広がっていた。
キラキラしている。美しい。まるで自分が生まれ変わったようでした。ピアスって自分を変えてくれるんですね。今まで降ろしていた髪を束ねたり耳に掛けたりしてヘアーファッションを楽しむようになったんです。
とてもきれいにピアスが開いて今では「耳がチャームポイントだ」と胸を張って言えるようになりました。
そう、胸を張って。
耳の写真
【右耳】
【左耳】
(黒い周りの淵は穴を開ける前に付けた目印です。)
ピアスの穴を開けると確かに性格が変わるかもしれません。根暗な私には丁度良いものでした。綺麗に真っ直ぐ穴が開きましたし、出血もありませんでした。少し透明の体液が出たくらいです。ぺんっと少々の痛みが1/100秒ありますが、耐えられる痛みです。このピアッサー良い。
むやみやたらにただ開けるのではなくアフターケアもした方がいいと書いてあったので、穴が安定する1ヵ月間はファーストピアスを付けっぱなしにして、泡で柔らかく定期的に耳を洗うのがいいみたいなのでこれで様子を見てみます。
耳たぶは感覚が鈍いと言いますが、痛かったです。軽くデコピンされる時みたいにビビります。デコピン、怖いですよね。パチンって…
それでは次回。
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