こんにちは。ぷにんたです。
〇〇すれば鬱病は治る!
というたぐいの記事があります。これは鬱病の方にとっては希望の光でもあり、毒でもあります。
鬱病患者の方々は1つの情報によって心の健康状態を左右させてしまうデリケートな病。鬱病になったことがない人からしてみれば、鬱病は「甘え」と捉える方もいます。まだまだ理解が少ない病。
今回は「鬱病」について誤解や偏見を解くブログにしようと思います。
〇〇すれば鬱病は治るって?
例えば、外で運動すれば鬱病なんて治るよ!とか、薬を飲んでホルモンバランス整えればすぐ治る!だとか、そういう情報をたまに見かけます。
こういう情報は鵜呑みにしてはいけません。
鬱病という病は、単に気分が落ち込むだけではないのです。鬱病は心だけでなく、体にも害を与える病気です。
しかも鬱病になってしまった要因は簡単には取り除くことができません。根深い悩みがそこにはあるです。
鬱病治療は単純ではない
鬱病を治すのは簡単と考えてはいけません。治らない病気ではありませんが、鬱病治療はそれ程に単純なものではありません。
「筋トレすれば鬱なんか治る」と聞いたことありますでしょうか。
聞いたことないよ!という方は正しい情報を選択しています。鬱病は心と体どちらにも害を与える病だと先程申しましたが、筋トレをすることで体の筋肉を健康的に保ち、体を動かすことで心をリフレッシュできるとても健康的な運動です。しかし残念なことに人間は体を動かせば心も元気になるという単純な構造をしていません。
こういった「〇〇すれば鬱病が治る」という言葉は簡単に信じてはいけない情報なのです。それでも気になる情報は気休め程度に聞くくらいにしておくことが大切です。
鬱病治療に必要なこと
なぜ鬱病治療は簡単ではないのか。
鬱病治療にあたって薬治療、休養、カウンセリングが必要となります。
精神科医や薬剤師は日々悩みながらも学び続け、そして治療に役立てています。それ程鬱病治療には専門的な知識が必要になるのです。
治療法を間違えれば患者は自ら死を迎えることがあります。治療には細心の注意を払わなければなりません。
治療を単純に考えてはいけないのです。治療を見誤ると病が改善されるどころか、悪化させてしまいますよ。
うつ状態の時に〇〇ができない
先程筋トレのお話をしましたが、うつ状態が酷い時はなかなか筋トレができないことがあります。
体が重たいからという以前に、外に出かけることが困難であったり、起き上がること自体辛かったりします。
鬱病治療を続けて回復してきたからこそ筋トレができるのであって、筋トレをしてきたから鬱病が治ったわけではないのです。
鬱病治療をするにあたって、まずは精神科といった専門機関に行くことは必要不可欠であるともいえます。
うつ状態が改善されてきたら、運動をしたり美味しいものを食べたりして心をリフレッシュしてみましょう。そうすれば更に鬱病改善されることはあります。
結論!「〇〇すれば鬱病が治る」とは
正しく鬱病治療をしてうつが改善されてきたと感じた時、例えば趣味にしていたサイクリングをしよう!とか映画鑑賞しに出かけよう!と好きなことをしに行く意欲が生まれます。
自分の趣味である〇〇をしよう!と思えるようになった時は積極的に出かけてみましょう。
この〇〇が更に気持ちに良い方向に作用して鬱病が改善されることがあります。「〇〇すれば鬱病は治る!」というのはこういう時に使う言葉であると思うのです。
まとめ
うつは「〇〇すれば鬱病は治る」という単純な病気ではありません。
しかし鬱病は決して治らない病気ではありません。「〇〇したいな!」という意欲が芽生えるまで希望を持って鬱病と向き合いましょう。きっと笑顔溢れる日が訪れますよ。
自分の「〇〇すれば鬱病が治る!」を探してみてはいかがでしょうか。
それでは次回!
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