【依存症の種類①】そんな依存症あるの！？不思議な依存症ヤバ過ぎた

こんにちは。ぷにんたです。

私は見る度に違和感を覚えてしまうポスターがあります。パチンコ店の外に貼ってある「ギャンブル依存症になってしまったらこちらにご相談下さい」というポスター。ハマらない程度に来てねという注意喚起の意味を込めたポスターを貼るというパチンコ店なりの配慮なのでしょう。うーん、伝えたいこととやっていることのバランスが取れていない時、こういった違和感を感じるのでしょうか…

私は現在もゆっくり鬱病治療中です。病院でも「依存症」をテーマにした貼り紙や資料が置いてあります。精神科や心療内科には鬱病患者だけではなく様々な依存症に苦しんでいる人も通院するのです。

今回、どんな依存症があるのか調べてまとめようと思います！

依存症とは？

特定の物に対して異常に心を惹かれ、やめたくてもやめられない状態であることを依存症といいます。

自分の欲求をコントロールできなくなることで、

というように生活に支障をきたします。

執着しているものにのめり込んでいる時間が過ぎ、現実世界へ戻った時その現実が受け止められずまたのめり込んでしまうのです。

依存症の3つのタイプ

依存症には3つのタイプがあります。

物質への依存とプロセスへの依存と関係依存です。それぞれ例を挙げてみると

依存性のある物質の摂取に対して快感を覚え繰り返していくと次第にその量や回数では満足できなくなり更に量や回数を増やし異常なまでに執着するようになっていきます。

特定の行為に対して刺激や興奮を感じ異常に執着し、必要以上にのめり込んでしまいます。

特定の人に対して異常なまでに好意を寄せ、自分が異常なことに気付かず相手を尾行したり自分のものにしようと手段を選ばず行動します。好意を持つ相手等に迷惑をかける程の執着であれば依存症と言えます。

上記の依存症はもう皆さんご存知であると思われるので、もしかしたら自分も？と思う依存症からとても珍しい依存症を幾つかご紹介します。

こんな依存症があります

マスク依存症

風邪ではない時や花粉症を持っていない方でもよくマスクを付ける人を目にします。人にどう見られているかを異常に気にするためです。

社会不安障害の方はマスクをして精神科へ訪れるパターンが多いようです。また醜形恐怖症の人がマスクを付けるのは「人に顔を見られたくない」「自分のコンプレックスを隠したい」といった気持ちの表れでもあります。逆に美男美女が多いそう。

マスクをすることで人からの視線を気にしなくなったり、人に見られることを意識せずに済むのです。周りに毎日マスクをしていて顔半分見たことがない人身近にいませんか？

日焼け依存症

その名の通りひたすらに肌を焼きたがることを指します。焼けた肌を見て快感を覚えるからです。日焼けに魅了されてしまったが故にもっと黒くなりたい、まだ足りないとエスカレートしてしまいます。肌を焼きすぎると皮膚がんになるリスクがぐんと上がります。

幸福感をもたらすエンドルフィンという脳内物質がヘロインを摂取した時と同じように中毒症状をもたらす時があります。やめられなくなる原因です。

医療法はまだ見つかっていないだとか…

水依存症

水を飲まずにはいられない人が世の中にはいます。喉が乾いたような感覚に陥り、飲んだばかりなのに水を飲んでしまいます。水を摂取しすぎると水中毒になってしまいます。

水中毒とは水を飲みすぎることにより水分の排出機能を超え、血液に含まれるナトリウムの濃度が減少し、頭痛、嘔吐、精神症状をきたすことです。更にナトリウム濃度が下がると痙攣、昏睡状態、呼吸困難が起こり最悪の場合死亡します。

精神科の患者の中には「水を飲まないと死んでしまう」と妄想を抱いてしまい大量の水を飲んでしまうケースもあります。水は飲めば飲むほど健康という訳ではなく、1日2リットルを目安に飲まなければいけません。

氷依存症

氷食症(パゴファギア)といいます。栄養が全くないものを体が欲する症状です(＝異食症)。貧血や鉄分が足りていないため氷をつい食べてしまうようです。異食症の他に髪の毛や土、紙、レンガ、石、毛玉、シャーペンの芯など食べ物では無いものを好んで食べてしまう人がいます。強迫性障害といった精神病のサインでもあります。

ガラス依存症

こちらも氷食症のようにバリボリとガラスのコップや電球など食べてしまいます。ガラスを歯で噛み砕くのです。実際にガラスを食べる中国籍の男性は結婚式の余興でガラスを食べてからハマってしまいやめられなくなりました。週に5回ほどガラスを食べるそうです。電球は250個、グラスは100個程食べているそうですが現在も数が増え続けていることでしょう…。口からは不思議なことに血が出ていませんでしたが、入院中でした…。

仕事依存症

「週末うつ」をご存知でしょうか。週末になると仕事がなく休みになってしまうことでひきこもりがちになり体調不良になってしまったり、不安になってしまう症状です。

キツイ仕事をしているのは辛いけれど辛い仕事をしていなければ返って不安になってしまうのです。仕事をしていないと自分が壊れてしまうからずっと仕事をするというのは仕事依存症と言えます。

ペット依存症

ペットなしでは生きていけないという心理状態です。家族や恋人など愛情を感じる対象がない時ペットに愛情を与えたり求めたりしようとします。愛情を注ぐことはいいことですが異常なまでの愛情はペットのためと言えません。

ペットのためならなんでもするといった具合に、他の事には一切興味を示せなくなります。ペットのためにお給料の大半を使ってしまい、自分の生活が困難に…。ペットに食事を与えすぎてペット自身病気になってしまうこともあるので注意が必要です。

ベビーパウダー依存症

ジェイスさんという女性はこぼしたベビーパウダーを鼻から吸ってしまってから、この行為がやめられなくなってしまいました。

1日10回ほどスプーンですくってベビーパウダーを吸引しています。肺炎を起こしてしまいそうですが、体に異常はないようです。鼻から物質を吸引することはとても危険な行為です。

便秘薬依存症

寝る前に便秘薬を飲んでおけば朝にはトイレでスーッとスムーズに排泄できます。しかもお腹はペタンコになり見た目も体内もスッキリ。

味をしめて便秘薬を常用していると効果が段々なくなっていきます。すると便秘薬の容量を超えて摂取してしまい、いつの間にか薬依存になってしまう場合があります。薬を飲んだ時が普通だと体が覚えてしまい腸の働きが悪くなり、結果としていきむことすらできなくなってしまいます。

まとめ

食べ物や飲み物、薬物や行動など依存に陥るキッカケは数えきれない程あります。中には人間にはありえないようなものにハマってしまうこともあります。

依存症は1人1つではなく、幾つかの依存症を併発することもあります。

あなたは今依存して困っているいることはありますか？

自分に生活に支障を来すほどにやめたくてもやめられないことがあるのだとしたら、一度医療機関に足を運んで見てください。

それでは次回！

【依存症の種類②】嘘だろ..ゆっくり考察！知りたくない依存症(閲覧注意版)

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